DALFで評価される「アカデミックな文体(style soutenu)」の書き方

DALFの要約・論述では、日常会話的な表現ではなく、フォーマルでアカデミックな文体(style soutenu)が求められます。

style soutenuとは

style soutenu(高尚体・フォーマルな文体)は、日常会話で使われるくだけた表現(style familier)とは対照的な、書き言葉らしい格式のある文体です。DALFの要約・論述は、この文体で書くことが暗黙の前提とされています。

日常表現からの言い換え例

日常会話でよく使う「beaucoup de(たくさんの)」は、アカデミックな文体では「de nombreux」「un grand nombre de」のように言い換えられます。「dire(言う)」も、文脈に応じて「affirmer」「souligner」「mettre en avant」など、より精緻な動詞を選ぶことで格調が上がります。

避けるべき表現

口語的な省略形(「on」の多用など、文脈によっては避けるべき場合がある)や、感嘆符・くだけた間投詞などは、アカデミックな文章にはそぐいません。日常会話の癖が出ないよう、意識的に修正する練習が必要です。

客観性を保つ表現技法

要約では特に、断定的な言い切りよりも、「il semble que〜(〜のように思われる)」「on peut constater que〜(〜であることが確認できる)」といった、客観性を保つ言い回しが好まれます。

文体を鍛える練習方法

新聞の社説や学術的なコラムを読み、使われている表現や構文を意識的にストックしていくのが効果的です。読んだ表現を、自分の論述や要約の練習で実際に使ってみることで、少しずつ身についていきます。DALFの論理的なつなぎ言葉・ディスカッション表現集も参考にしてください。

アプリを使った対策という選択肢

MinorLingoが開発しているDALF対策アプリ「DALF対策」で、アカデミックな語彙・表現を、すきま時間で身につけていきましょう。

まとめ

DALFのアカデミックな文体は、語彙の言い換えと、客観性を保つ言い回しの習得が鍵です。新聞・評論を読みながら、意識的に表現をストックしていきましょう。次に読むなら、DALF C1の論述の書き方DALF対策コラム一覧もあわせてご覧ください。

DALF対策についてもっと読む

DALF対策コラム一覧を見る