ロシア語動詞の変化(現在・過去・未来形)の作り方

ロシア語の動詞は、時制によって形が変化します。この記事では、現在・過去・未来それぞれの時制の作り方の基本を解説します。

現在時制の作り方

現在時制は、不完了体の動詞のみが持つ時制です。動詞は大きく「第1変化」と「第2変化」の2つのグループに分けられ、それぞれ主語の人称に応じて語尾が変化します。

  • 第1変化の例:читать(読む)→ читаю(私は読む)、читаешь(あなたは読む)など
  • 第2変化の例:говорить(話す)→ говорю(私は話す)、говоришь(あなたは話す)など

どちらのグループに属するかは、動詞の原形(不定形)の語尾からある程度判断できますが、例外も存在するため、辞書や単語帳で確認しながら覚えていきましょう。

過去時制の作り方

過去時制は、完了体・不完了体どちらの動詞にも存在し、主語の性・数に応じて語尾が変化するという特徴があります。

  • 男性主語:語幹+л(делал=〈男性が〉した)
  • 女性主語:語幹+ла(делала=〈女性が〉した)
  • 中性主語:語幹+ло(делало=〈中性主語が〉した)
  • 複数主語:語幹+ли(делали=〈複数が〉した)

人称による変化がない代わりに、主語の性・数による変化があるという、現在時制とは異なるルールになっている点に注意しましょう。

未来時制の作り方

未来時制の作り方は、動詞のアスペクトによって異なります。

  • 不完了体の未来:быть(〜である)の未来形+不完了体の不定形(буду читать=私は〈これから〉読むつもりだ)
  • 完了体の未来:完了体の動詞を、現在時制と同じ語尾変化をさせる(прочитаю=私は読み終えるだろう)

未来時制の作り方の違いは、アスペクトの理解とも密接に関わっています。アスペクトの詳しい解説はこちらの記事を参考にしてください。

動詞の変化を覚えるコツ

1. よく使う動詞から覚える

すべての動詞を一度に覚えようとせず、日常会話でよく使う基本的な動詞(読む、書く、話す、行くなど)から、時制ごとの変化を覚えていきましょう。

2. 変化のパターンをグループ化する

第1変化・第2変化のグループごとに、動詞をまとめて覚えることで、規則性を把握しやすくなります。

3. 過去時制は「性・数の一致」を意識する

過去時制は、主語の性・数に応じて語尾が変わることを常に意識しながら、例文の中で練習しましょう。

アプリを使った対策という選択肢

動詞の変化は、繰り返し練習することで自然に身についていきます。MinorLingoが開発しているロシア語能力検定アプリ「ロシア語能力検定」で、反復練習を重ねましょう。

まとめ

ロシア語の動詞は、現在時制は人称による変化、過去時制は主語の性・数による変化というように、時制ごとに異なるルールで変化します。未来時制はアスペクトによって作り方が変わるため、あわせて理解しておきましょう。次に読むなら、露検でよく出る文法事項まとめと対策もあわせてご覧ください。

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