ロシア語能力検定はどれくらい難しい?他の語学検定と比較
「ロシア語能力検定はどれくらい難しいのか」は、受験を検討する際に気になるポイントです。この記事では、露検の難易度を、レベル別の傾向や他の語学検定との比較から解説します。
級ごとの難易度の傾向
露検は、ある実施回(2023年10月)の実績例で、4級約61%・3級約46%・2級約27%・1級約9%と、級が上がるにつれて合格率が大きく下がる傾向が見られます(あくまで一回の実績例です。詳しくは合格率の記事をご覧ください)。特に1級は10%を切る難関級です。また、総合点ではなく科目ごとに60%以上が必要という合格基準も、難易度を押し上げる要因になっています。
難易度を左右するロシア語特有のポイント
キリル文字という最初のハードル
ロシア語学習は、アルファベットとは異なるキリル文字を覚えるところから始まります。イタリア語やフランス語、スペイン語のようにローマ字がそのまま使える言語と比べると、最初のハードルがやや高いといえます。詳しくはキリル文字の読み書きの記事で解説しています。
名詞の格変化(6格)
ロシア語の名詞は、主格・生格・与格・対格・造格・前置格の6格に応じて形が変化します。ドイツ語の4格よりも格の数が多く、日本語話者にとって最もつまずきやすいポイントの一つです。詳しくは名詞の性と格変化の記事で解説しています。
動詞のアスペクト(体)
完了体・不完了体という、動詞の「アスペクト」の使い分けも、ロシア語特有の難しさです。英語やロマンス語系の言語にはあまり見られない概念のため、慣れるまでに時間がかかります。詳しくは動詞のアスペクトの記事で解説しています。
他の語学検定との比較
英検やTOEICなど英語の検定と比べると、露検は受験者数・情報量ともに少なく、対策教材の選択肢が限られる傾向にあります。また、イタリア語検定や実用フランス語技能検定などロマンス語系の検定と比べても、格変化やアスペクトといった独自の文法体系を持つ分、学習の初速はやや遅くなりがちです。一方で、出題内容自体は級に応じた基礎〜応用の語彙・文法が中心であり、計画的に学習すれば独学でも対策可能なレベルとされています。独学での学習時間の目安はこちらの記事で紹介しています。
独学のしやすさ
露検は、市販の参考書や問題集が限られるため、公式サイトが提供する過年度問題や音声教材を中心に、計画的に学習を進めることが重要です。近年はオンラインレッスンやアプリなど、独学を支援するツールも増えており、うまく組み合わせることで効率的に対策できます。
アプリを使った対策という選択肢
難易度が上がる上位級を目指す場合ほど、日々の積み重ねが重要になります。MinorLingoが開発しているロシア語能力検定アプリ「ロシア語能力検定」で、着実にレベルアップしていきましょう。
まとめ
露検の難易度は、キリル文字・格変化・動詞のアスペクトといったロシア語特有の要素と、科目ごとの合格基準の組み合わせにより、上位級になるほど大きく上がる傾向があります。基礎から一つずつ着実に対策を進めましょう。次に読むなら、露検4級のレベル・出題内容・対策法もあわせてご覧ください。
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