独検とゲーテ・インスティテュート、TestDaFの違いは?どちらを受けるべきか
ドイツ語の検定を調べていると、「独検」のほかに「ゲーテ・インスティテュート」「TestDaF」「DSH」といった名前を目にすることがあります。これらは何が違うのか、どちらを受けるべきか迷う方も多いはずです。
独検と国際資格の違い
独検は、日本国内の公益財団法人ドイツ語学文学振興会が主催する、日本語話者向けの国内検定です。一方、Goethe-Institut(ゲーテ・インスティテュート)やTestDaF、DSHは、いずれもドイツ本国の機関が主催する、国際的に認定された公式資格です。
Goethe-Institut(Goethe-Zertifikat)
ドイツの公的文化交流機関であるゲーテ・インスティテュートが実施する、世界でもっとも広く知られたドイツ語資格です。CEFR基準のA1〜C2まで、全レベルに対応した試験が用意されており、世界各国で受験できます。
TestDaF
「ドイツ語版TOEFL」とも呼ばれる、ドイツの大学に出願するための統一試験です。B2以降のレベルのみを対象とし、世界中で同一日程に実施されます。多くのドイツの大学が、留学生の入学要件としてTestDaFのスコアを求めています。
DSH
各大学が個別に実施する、大学入学のためのドイツ語試験です。大学ごとに内容や基準が異なります。
独検ならではの特徴
独検は、これらの国際資格と比べて検定料が比較的安く、日本語で申込・受験ができ、全国の主要都市で受験しやすいという特徴があります。ただし、独検の資格はドイツの大学では認められません。国内での学習成果の証明や、日本国内での就職活動には十分に活用できますが、ドイツへの留学・進学を目指す場合は、別途Goethe-ZertifikatやTestDaFの取得が必要になります。
どちらを受けるべきか
国内で語学力を証明したい場合
就職活動や自己学習の目標として、日本国内で通用する資格がほしいなら、独検で十分です。受験のしやすさ、情報の入手しやすさの面でも、日本在住の学習者にとって現実的な選択肢です。
ドイツ留学や進学を考えている場合
ドイツの大学への出願を目指す場合は、TestDaFやGoethe-Zertifikatが必須になることがほとんどです。独検の学習で培った基礎力を土台に、これらの国際資格に挑戦するという進め方がおすすめです。
併願という選択肢
まずは独検で基礎力を固めてから、必要に応じて国際資格に挑戦するという進め方も効果的です。出題される文法事項の基礎は共通する部分が多いため、独検の対策が国際資格へのステップアップにもつながります。
まとめると
| 独検 | Goethe-Institut | TestDaF | |
|---|---|---|---|
| 主催 | 日本のドイツ語学文学振興会 | ドイツ(ゲーテ・インスティテュート) | ドイツ(TestDaF協会) |
| 対応レベル | 独自基準(5級〜1級) | CEFR(A1〜C2) | B2以降のみ |
| ドイツの大学での通用性 | なし | あり | あり(入学要件として広く使われる) |
| 向いている用途 | 国内での学習証明・就職活動 | 留学・海外での証明全般 | ドイツの大学への出願 |
アプリを使った対策という選択肢
どちらの検定を目指す場合でも、単語・文法・リスニングといった基礎力が土台になります。MinorLingoが開発しているドイツ語技能検定アプリ「ドイツ語技能検定」で、まずは基礎固めから始めてみませんか。
まとめ
独検は国内向けで受験しやすく、Goethe-InstitutやTestDaFは国際的な公式資格でドイツの大学でも通用します。目的(国内での証明か、留学か)に応じて選ぶ、あるいは独検から始めて段階的にステップアップするのがおすすめです。次に読むなら、ドイツ語技能検定とは?もあわせてご覧ください。
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