タイ語の類別詞(助数詞)のつまずきポイントと対策

日本語にも「〜本」「〜枚」「〜匹」といった助数詞がありますが、タイ語の類別詞(ラックサナナーム)は、日本語話者にとっても独特の難しさがあります。この記事では、類別詞の基本的な仕組みとつまずきポイントを紹介します。

類別詞とは何か

タイ語では、ものの数を数えるときに「名詞+数字+類別詞」という語順を使います。日本語の「本が3冊」に近い構造ですが、語順や、どの名詞にどの類別詞を使うかのルールが異なります。

よく使われる類別詞の例

  • คน(コン): 人を数えるときに使う(例: 学生が3人)
  • ตัว(トゥア): 動物、椅子、衣類の一部などを数えるときに使う
  • ใบ(バイ): 紙、皿、鞄など、平たい・中が空洞になった物を数えるときに使う
  • เล่ม(レム): 本、ろうそくなど、細長いものを数えるときに使う
  • คัน(カン): 車、傘など、柄や車輪のあるものを数えるときに使う
  • ชิ้น(チン): 一般的な「個」「切れ」を表す、比較的汎用的な類別詞

つまずきやすいポイント

日本語の助数詞との対応がずれる

日本語では「本」で数えるものが、タイ語では別の類別詞になることがよくあります。日本語の感覚をそのまま当てはめようとすると、誤りやすいポイントです。

名詞ごとに個別に覚える必要がある

類別詞の使い分けには、英語の可算・不可算名詞のような明確な規則があるわけではなく、名詞ごとに慣習的に決まっています。そのため、文法規則として一括で覚えるというより、単語ごとに個別に覚えていく必要があります。

語順を間違えやすい

「数字+類別詞+名詞」のような、日本語や英語とは異なる語順のパターンに慣れるまで、時間がかかることがあります。基本的な語順は「名詞+数字+類別詞」であることを意識しましょう。

覚え方のコツ

新しい名詞は類別詞とセットで覚える

単語を覚えるときは、意味だけでなく、対応する類別詞もあわせて覚える習慣をつけましょう。単語学習についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。

よく使う類別詞から優先的に覚える

すべての類別詞を一度に覚えようとせず、คน・ตัว・ใบ・เล่ม・อันといった、日常的によく使われる類別詞から優先的に覚えていきましょう。

例文の中で繰り返し使う

「〇〇が2つあります」のような文型に、いろいろな名詞と類別詞を当てはめて練習すると、感覚的に身についていきます。

検定における類別詞の位置づけ

類別詞は、準2級以降でより複雑な文章を読解・記述する際に重要になってくる文法事項です。基礎的な内容は3級までの学習でも触れることになりますが、正確な使い分けができるようになるには、継続的な練習が必要です。

アプリを使った対策という選択肢

類別詞は、単発の暗記よりも、繰り返し例文に触れることで定着しやすい分野です。MinorLingoが開発している実用タイ語検定アプリ「実用タイ語検定」の文法トレーニングで、類別詞を含む問題にも継続的に取り組んでみましょう。

まとめ

タイ語の類別詞は、日本語の助数詞とは対応がずれることが多く、名詞ごとに個別に覚える必要がある分野です。よく使う類別詞から優先的に、単語とセットで覚えていくことが上達の近道です。次に読むなら、実用タイ語検定でよく出る文法事項まとめもあわせてご覧ください。

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